パケット定額制で利用者増加

着うた

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 着うたの原型になっているのは、ケータイの着メロである。当初は最初から入っている着信音やメロディを使って板ユーザーも、自分だけの着メロが欲しくなり、有料サイトからダウンロードするようになった。当時、1曲当たり100円程度の料金が掛かったが、段々に音楽をダウンロードする習慣が浸透していった。

 これが、音楽はケータイからダウンロードする時代の幕開けである。高音質の着うたが欲しいなら公式サイトから有料でするのが一番だが、今は着うた無料のサイトがたくさんあり、タダで人気の曲がケータイから聞けるようになった。ただ、ダウンロードするには登録が必要で、迷惑メールがたくさん来る原因にもなるので、警戒している人も多い。

 ケータイで音楽をダウンロードすると、データの容量が重いこともあり、時間が掛かる。そのため、パケット料金がかさんでしまい通信費が跳ね上がるという問題が起きてきた。そこで、携帯電話会社が考えたのが、パケット定額制だ。これならいくら大容量になったとしても、お金を気にする必要がないのだ。着うた無料を利用するならパケット定額制は必須である。

着うた無料は可能性が一杯

 最近の着うた無料サイトの運営者は、JASRACにきちんと使用料を支払っている。安心出来る事業者のサイトには利用者も多く集まり、会員数を増やしている。そして、このサイトにある膨大な利用者データを使ったビジネスは無限にあるので、着うた無料をきっかけに新しいビジネスは更に広がっていくと考えられる。着うた無料で終わらないのがネット社会の面白いところだ。

 現在、運営者はどのように無料で着うたを配信しているかと言うと、無料で配信した会員向けにメルマガを配信、その広告収入で運営しているのだ。運営者の持っているユーザー情報は、特定のアーティストファンも把握できる貴重なもので、広告主にとっては広告価値が高いため、事業として成立するのだ。

 ただ、ユーザーにとっては、メルマガの配信を断ることも出来るし、広告している商品を飼う義務もない。ただ、特定ファン限定の情報などが流れてくれば、広告を覗く人も増える可能性は大きい。この様に着うた無料サイトは進化を続けているので、今後も目が離せない。

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無料サイトの出現

 音楽の記録メディアは、レコード盤の時代から、ミュージックテープ、そしてCDと変遷を遂げている。音源からの録音もアナログからデジタルに変わり、より雑音の少ない劣化しないものに変わってきた。それによって価格も上昇していき、高価なものになっていったのも事実だ。レンタルCD、ビデオ店が繁盛し始めたのもこれが原因である。借りたCDを自宅でダビングしてしまえば販売価格の10分の1で済んでしまうからだ。

 業界はダビング回数を制限したり、繰り返しダビング出来ない方法を考案する努力をしたが、後手に回った方法や法律では所詮対処できない。いくらJASRACがモラルを守りましょうと声高に言ったところで解消されず、時代はネット社会に入ってしまった。

 携帯電話と言う記録も出来るメディアを殆んどの人が持ち歩いているので、音楽はダウンロードが主流になる。CDは、アルバム以外はほとんど売れないのは当たり前で、その上、着うた無料のサイトの出現で、公式サイトからダウンロードしなくても無料で出来ることから、ユーザーもそちらに移行してしまったのである。

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著作権法の改正を知ろう

 ダウンロード料金を気にすることなく、0円でフル楽曲がダウンロード出来る着うた無料サイトは、音楽ファンにはあり難い。ただ、登録が必要で、もし違法サイトならば、ダウンロードしたユーザーも罪になるので、改正後の著作権法だけは頭に入れておいてほしい。

 音楽に関する著作権は、全ての楽曲はもちろん、歌詞や楽譜に至るまで日本音楽著作権協会(JASRAC)が管理している。だから、音楽メディアの販売はもちろん、二次使用についても許可を得なければ著作権の侵害にあたる。見つかれば処罰されるほか、違反の内容によって損害賠償の請求をされることもある。

 この法律が昨年、楽曲のダウンロード時代に合わせて改正された。無許可で、着うた無料の事業を行い、著作権の侵害をすると、いきなり検挙されるのだ。更に違法であることを知りながら、ダウンロードしたユーザーも処罰の対象になる。タダだからいいといって簡単に会員になり、好きなだけダウンロードしていると、見せしめで摘発される事もあるので、気をつけていただきたい。

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有料サイトから無料サイトへ

 人気ランキングに乗るようなヒットソングのシングルCDを買う人はもう少ない。殆んどの人がケータイにダウンロードしている。中には1曲100万件というヒット着うたもある。世の中からCDショップが姿を消してしまうのではないかと心配になるが、アルバムや特殊なCDを買い求める人はまだいるし、全てのユーザーがネットショップでCDを買う訳ではないので、生き残って欲しい。

 これまでCDを制作していた大手も着うた事業に進出し、時代に対応している。だが、公式サイトから新曲をダウンロードするとCDを買うほどではないが、料金と通信費が掛かる。しかも、着うたは月額制の基本料金が掛かるので、利用したくないという人も多い。

 そこで登場したのが、着うた無料のサイトだ。フル楽曲がダウンロード出来る着うたフルは、人気サイトになっている。ただ、昨年から著作権法が改正され、無断で事業を行うと罰せられるようになった。業者ばかりでなく、違法と知って利用したユーザーも対象になるので、業者選びを慎重にしないと罪に問われるので、注意が必要だ。

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